RESIDUES

 

Statement

飛び散った液体の粒や掠れた線は生きた証のような残滓だ。

私はそこに“何か”を感じる。

儚さや虚しさ、或いは痛みや哀しみのようなものかもしれないが、それが何なのか知る必要はない。

衝動の熱量と激しさを纏った動きのダイナミズム、そして物質が生む偶然の美しさに、ただただ魅了される。

それだけで十分だ。

写真によってその場所から切り離し、この名もなき“何か”をここに提示したい。

 

 

-2020-